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臨床薬理研究振興財団 財団設立50周年記念式典の開催のご報告

2025年7月12日(土)、公益財団法人 臨床薬理研究振興財団は、設立50周年を記念する式典を品川プリンスホテルにて開催しました。当日は、全国より約170名の関係者の方々にお集まりいただきました。

臨床薬理研究振興財団 財団設立50周年記念式典
品川プリンスホテル入口
臨床薬理研究振興財団 財団設立50周年記念式典
式典会場全体風景

今回の式典では「設立50周年に感謝と誇りをもって、臨床薬理学の更なる発展に貢献しよう」というスローガンのもと、これまで財団を支えてくださった多くの方々に感謝の気持ちをお伝えするとともに、今後の財団の活動の方向性を共に考える機会といたしました。
式典は3部構成で行われ、第1部では、平島昭司理事長からの開会の挨拶後、出捐会社(※1)である第一三共株式会社 眞鍋淳会長、医薬品医療機器総合機構 藤原康弘理事長、文部科学省高等教育局医学教育課 日比謙一郎課長をはじめとする関係機関の多くの皆様から祝辞を頂きました。その後、財団功労賞(※2)の表彰式も執り行いました。

※1 出捐会社:財団などに寄付などを提供する会社
※2 財団功労賞:日本の臨床薬理学の発展と財団の活動にご貢献いただいた方々で、対象年齢が2025年6月時点で80歳を超えられている先生方
受賞者:海老原昭夫、大野竜三、岡希太郎、岸本忠三、黒川清、佐々木英忠、鈴木忠生、鈴木徳治、中野重行、御子柴克彦(50音順、敬称略)

第2部では、全国でご活躍されている、財団ともご縁の深い先生方にご講演いただきました。はじめに、財団主催の勉強会(臨床薬理学集中講座)で知り合われた先生方が声を掛け合い、推進された多施設共同研究の成果をご紹介いただきました。続いて、財団の研究奨励金交付者の先生の中から最新のトピックについてご講演いただき、最後に、特別講演として、財団理事より「がん治療開発のこれまでとこれから」というタイトルでご講演を賜りました。

臨床薬理研究振興財団 財団設立50周年記念式典 式典プログラム
式典プログラム
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大津先生(財団理事)によるご講演「がん治療開発のこれまでとこれから」
大津先生(財団理事)によるご講演
「がん治療開発のこれまでとこれから」

第3部では、式典ご出席の皆様による情報交換会を開催いたしました。奥澤社長からのお祝いビデオメッセージを冒頭でお届けし、続けて日本臨床薬理学会 理事長・志賀剛先生のご挨拶・乾杯のご発声をもって開宴し、和やかな雰囲気の中、参加者同士の活発な交流が繰り広げられました。こうして、式典は盛会のうちに幕を閉じました。

本記念式典を機に、財団はこれまでの50年の財団活動を誇りに、更なる臨床薬理学の発展の一助となるべく、今後も精進して参ります。皆様のご指導、ご支援をお願いいたします。

臨床薬理研究振興財団 財団設立50周年記念式典
左から石塚さん、池上常務理事、平島理事長、中村、藤田さん

ダイジェスト動画

(4分13秒:音楽あり)

オープニング動画(財団の沿革)

(3分44秒:音楽あり)

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